はじめてのデジタル写真





何の変哲もない露頭写真ですね...一体これが何かというと,『私の初めてのデジタル(化)写真』です.

ものは,調査の際にフィルムカメラで撮ったプリントですが,それをスキャナで取っています.写真の日付は1988年8月となっていますが,デジタル化されたファイル(元は256色BMP 形式)のタイムスタンプは,1993年10月です.デジタル化するまで5年かかっているわけですか...(^^;

ここから後は,記録をとっていないので,うろ覚えです.時間軸がずれていましたらご容赦.

当時(ていつのことなんだか),私は NEC PC-9800 上の WINDOWS 3.0(1) を使っていました.PC-9800 はそのグラフィックハードウェアは 16色640*400ドットなので,当然,WINDOWS 上でもその範囲のデジタル画像しか取り扱えません.
これでは,写真のデジタル化などとても無理なので,『フレームバッファボード』というものを差していました.要するに拡張ボード上に 24bit のグラフィック空間を持たせるというものですが...もちろん WINDOWS からそれを使えるといったものではなく,その拡張領域にアクセスするための専用ソフトが必要でした.そのソフトは MS-DOS 上で作動するものでしたが,スキャナ(EPSON GT-6000)からの取り込み機能も装備されており,上の露頭写真はそれで取り込んだもの...だと思います,おそらく.自信はないです.いずれにせよ私の持っているデジタル画像で一番古いのがこれなので.

なんで24bitフレームバッファで取り込んで256色なの?と思われるかもしれませんが,当時は24bitフルカラー画像なんてのは,恐ろしくて持っている気がしなかった.HDD だって 10MB とかそういうの使ってたんだし.

あれから16年ですか...

2009/12/11 12:38:49


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