フィールドカメラとしてのLumix G-1
EVF一眼 Lumix G-1,私がこういう“新し物”を買うというのは,ちょっと自分でも驚いたのですが...その背景には,失敗許されない業務写真での K100D の“へなまさ”にちょっと愛想が尽きたということがあるんでしょうか.
で,先日 G-1 の初陣とあいなったわけです.結論は,いまのところなかなかいいね (so far, so good),といったところでしょうか? 特に,キットレンズの見かけとは違ったシャープな描写には感銘を受けました.特に遠景描写が素晴らしいです.“こっそりデジタル処理”をしているためなのかもしれませんが.
一番気になっていたオートフォーカスは実に consistent で,外すなどということはほとんど皆無でした.このへんは,撮像素子上でのコントラストAFならでは,なのかな?
ただ...いかにものパナ風絵作りと言うのか,全体に露出オーバー目で白飛びしやすいのが気になりました.フォーサーズだからDレンジ狭いのよ,と単純に判断するつもりはありませんが.
上が,G-1 の出目の RAW をそのまま何もせずに Silkypix で出力したものです.なんだか,コンデジ風だな...(^^; 真ん中は,Silkypix 上で露出・ハイライト調整をしたもの.いくら RAW 現像でもこの辺が限界かな?と思います.まあ悪くは無いんですけどね.
で...試しに Photomatix で single RAW HDR にしてみると一番下のようになります.素晴らしいですね...なんでこれが特別なソフト使わないと出てこないのかな...と思ってしまいます.ノーマルでは気づかなかったキットレンズワイド端のビネットがあからさまに出てしまいましたが.
2009/04/16 11:15:39