荒砥沢大規模斜面変動






とりあえず,有名な宮城岩手内陸地震の時の巨大地すべりです.言うまでもなく地上からの撮影ではなく,ヘリからの空中撮影です.
このときは雲がかなり低くてヘリが高度を取れず,こんな感じのほぼ横からの撮影になってしまいました.ほんとはもう少し真上からの写真も撮りたかったんですが.でもまあ,斜め俯瞰写真ということでかなり迫力ある写真が撮れたと満足しています.

この地震が起きたのは確か土曜日の朝だったと思いますが,私は自宅でテレビを見ていて,この斜面崩壊の報道ヘリ画像を見ました.そのとき,最初は『すごい大規模な土取り場だなぁ...?』とボケたことを思ったことを覚えています.その後これが地震で発生した斜面崩壊だということに気づいて,“おそらく日本最大級のもの”と実感してどきどきしました.直感的には,直下地震の上下動で地盤が dilation を起こしたのでは?と思いましたが,どうだったんでしょう.

蛇足ですが:この写真は K100D+キットレンズです.2枚連続して撮った写真を無理矢理パノラマ合成しています.合成後,あらゆる手を使って (^^; 雲の霞み効果を除去しています.もちろん完全には取り切れませんでしたが.
 また,このフライトは何人もの関係者が乗り込んでいますが,コンデジ組は全滅だったと思います.ヘリは遅いようでいて実は200km近い速度で飛んでいるので,コンデジではフォーカスがほとんど合わなかったようです.そこは K100D腐っても位相差AFなので...ということは,コントラストAFのパナ G1 ではどうなんだろうこういうシーンは?

2009/03/11 14:17:42


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