沙流川枕状溶岩

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これは北海道でもっとも有名かもしれない枕状溶岩露頭で,沙流川層に属する.沙流川層は砕屑岩類と玄武岩溶岩からなり,前者から古第三紀始新世の化石が発見されている.東方の日高帯に起源を持つものかもしれないが,帰属は不明である.この露頭はほぼ非変形の枕状溶岩からなり,枕の垂れ下がりや表面の構造,枕内部のジオペタル等多彩な溶岩構造が観察できる.1986年6月撮影.平取町沙流川・岩知志発電所付近.

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